« 小学校リサイタル終了 | トップページ | えぇー!? »

2008年11月19日 (水)

歌を紡ぐとき

本日から我々びゅーちふるずは11月30日へ向けてのリハーサルに入ります。
その前に、11月14日(金)の小学校リサイタルの1日をまとめておこうと思います。
今回も長くなると思われるので暇な方、課長の長い文章も嫌いじゃないという方だけ読んでください。

基本的には記録用で余り読み物として書く気は無いのであしからず。

当日は朝6時に起床。
この時既に部長や春男さんは行動を開始しているはず・・・。
と思いながらムクムクと起き出す僕。

とは言え、寝床に着いたのが朝の4時だった為、
一睡もできず、ただ体を横たえて置くだけで体力は回復するので
これはこれで意味があり、必要な事。

個人的にもバンドとしても「人生初」のこのイベントに関しては
意気込みも並々ならぬ物が在るゆえ、
まぁ何があっても眠くなったり睡魔に襲われることはないだろうなぁ・・・。
なんて思いながらモーニング珈琲をすすりながら思ったりして。

こう言う朝の早い遠征系の時にまず僕がすること。

それは「メンバー全員」の生存確認。

つまりモーニング・コールです。

一応大人の集団なので必要なさそうですが、

万一に備え、そして自分自身安心する為にも必要な行程です。

今年の1月にはそれを怪しい数人にしかしなかったため、

安牌だと思われていた麦君遅刻するという
想定外の事も起こりましたので

それからはなるべく全員にする事にしています。

部長と蔵之介君は運転係で既に運転中と思われる為、
安全の為にさすがに止めましたが、

その他のメンバーには以下のメールを送る。
-----------------------------------------------
To:    全メンバー
From:  ”腹痛課長”
Subject:「おきてる?」   
Date:Fri, 14 Nov 2008 06:35:00 +0900 (JST)
-----------------------------------------------
本文:

「さわ~や~か~な 生霊♪
 ふり~そ~そ~ぐ 大鵬♪

 ヘ~イ ヘ~イ ヘイ イッツ ア ?」

-----------------------------------------------

そうです。朝からクイズであります。
みんなが起きているか、そして頭はどれくらい回転しているかを同時に確認する
私の画期的なモーニング・メールでございます。

そう答えは「びゅーちふぉーデイ」(カタカナでもOK)ですね?
簡単ですよね?みんさんは解りましたよね?

送ると同時に返信して来たのは以外にもガッ君
びゅーちふるでい

お~~やっぱ簡単だったかなぁと思いつつ
語尾がちょっとなぁと思いつつ
惜しい!ガッ君 80点
(採点制です)

この後はひどかった・・・。

全員返信してくるものの、酷い回答ばかりで
朝は低血圧でテンション低い僕の血圧を一気に押し上げるものばかり・・・。

極めつけは麦君の・・・。
スモールワールド?

もうね・・・。

解るけど・・・。

なんかね・・・。


アホかと・・・。

麦君、2点。

まぁそんな事をやってるうちに出発の時間。

部長車は別の所でメンバーを拾うことにしており、

僕は蔵之介君と入間市にて待ち合わせ。

前回の下見のお陰で最も高速に乗り易く
集合するにも難が無い場所として選ばれました。

蔵之介君も時間通り到着し、
いざ山梨へ。
Photo

















我々VIP1号車は時間計算もばっちりで始めから終わりまでほぼ計算通りの行程。

やはり2度目という事もあってか、初回よりも気持ちも楽であり

なんか前より早く感じるね

なんて言いながら快適に車は走っていくのでした。

談合坂IC で部長2号車と合流の予定でしたが

2号車は少し遅れているとの事、

昼食、というか朝ごはんを食べながら待つものの

Photo_2
















到着にはまだ数分掛かるとの事なので

合流をあきらめ単騎で山梨を目指す。

ここ数日天気が悪く
晴れた記憶がずいぶんないなぁなんて毎日でしたが

この日は天気も回復。

山の合間合間に時折顔を出す真っ白な富士山にちょっと感動。

携帯写真を撮ろうとするが失敗・・・。

山梨に近づくにつれ車内で掛かる音楽も段々ノリの良い物になっていき

心も体もウキウキしてくるものの、

なるべく動かないようにしよう・・・。

と意識的にじっとしてみる。体力温存です。

ほぼ時間通りに現場に到着。

こちらの車の機材を降ろしてる間に

部長車もやや遅れて到着。

途中での時間差と到着時の時間差を考えると・・・

うーん早過ぎる・・・気もしないでもないですが、

無事に着いた事とこれで進行には響かないだろうという事でよしとする。

ここからは殆ど戦争です。

まず自分達の楽器のセッティングをしながら
PA,モニター関係のセッティング。

普段ならライブハウスの方々がやって下さる分野なので
基本的にみんな素人ではありますがそこにある物をいかにうまく作って

お客さんにも、自分達にも良い環境を目指して知恵を絞る。

この時時刻は10:30.

ドラムの組み立ては蔵之介君に麦君がサポートで付き、

その間に僕と桜君で舞台配置を考える。

今回はゲストも多数で、

グランドピアノも使用すると言う事で配置も2転3転。

と同時に今回はマイクを使用しないと言うことで
手の空いてるブラス隊とPAが出来上がらないと音が出ない春男さんとで
一生懸命モニーター関係の全てを。

組み立て、設置、配線、調整、全てです。

その間に桜君は部長がわざわざ作成してくれた当日来場した全員に配られる
歌詞カードを学校側に提出に。

我々は都内で活動するのがメインですし、
まず間違いなくその殆どが我々を初めて見るはずですので、
当然我々の歌など知るはずが無い、というのと

もしかしたら終わった後にでも、
こんな歌だったよねぇ」とか

こんな事言ってたんだぁ」とか、

何か印象に残ってる部分なんかをその歌詞カードがあれば
その記憶をサポートできるかもしれないですし、
話題の種になったら良いなぁ、と言う思いで出たアイデア。

小学生と言うこともあり、なるべく漢字を少なくしたり、
見やすくしたり、可愛いイラストなんかも部長が入れてくれたりして。

とても良い物ができていたと思います。

その間もモニター作りは何度も暗礁に乗り上げそうになりながらも続いていきます。

一番こだわったのは桜君のマイクの音。

細くなってしまったり、ノイズがのってしまったり、

我々びゅーちふるずは歌が命、全てのバンドでございますから
可能な限り歌をできるだけ良い音で、解り易く伝えたいと言う想いがあります。

ましてや初めて見る人達ですからその辺はこちらもナーバスになります。

ガッ君と御方井君がミキサーに張り付きになり、

演奏の中、桜君が歌うのを

僕が客席で聞いて何度もやり直す。

みんなの集中力と連携で何とか「現状ではこれがベストかな?」と
いう所まで追い込んで
時計を見ると大幅にリハーサルの開始時間を過ぎている。

この日は前記したとおり、

ゲスト多数

現地の方々ばかりなのでリハーサルが重要です。

まずは「朝ごはん食べちゃおう隊」の皆さん。

我々がモニター作りに必死になっている間に
ダンサー達と踊りの打ち合わせはしていたので
準備体操は万全。元気いっぱいです。

フォーメーションから入り履けまでの確認、

演奏との確認。

1月に共演していることもありスムーズに進行。

それから校長先生。

音楽の先生とのリハーサル。

音が出てしまえば後はスムーズです。

それでも時間は充分とは言えませんでしたが、

なんとか最低限のリハーサルはこなせたので良かった・・・。

直前で本来の時間よりも
こちらの判断で1時間早く現場に着くように設定したのですが

それが無ければまともに音が出せたかも解らなかったですね・・・。

良い判断でした。

3人あつまりゃ~とは言いますが10人ですから
最善の判断だったかと思います。

本番まで残り1時間に迫ったところで

本日のお楽しみ行事の一つ
校長室にて頂く。「給食」です。
Photo_3
















一つの会社で働いている我々ですが元々みんなが地方出身者。

地方によっての給食の出方の違いなんかを披露しつつの給食。

思い出話に花が咲くって所ですが、

みんなでガヤガヤ給食を一つのテーブルで食べるなんて

まさに学校と同じです。

本日の給食当番に到君と桜君を任命。

到君の号令で
いたーだきます

なんてみんなでやってました。

とは言え時間的にはギリギリ。

いそいそと準備も進行します。

食べ終わって一息つく間もなく

会場である体育館に移動。

ここで一つ重要な事に気が付いた・・・。

入り口が無い・・・。

既に生徒さんは体育館に集合しており、
まさか本番前に目の前を通る訳にはいかない・・・。

しかし、唯一人目を避けて入れそうな場所は
胸より上の高さにある窓だけ・・・。

のんきに撮影してる後ろで覗き込んでる窓がそれです。

見えづらいですがばってんになってる鉄骨の所に窓がありまして・・・。

Photo_11

〈きらりは見た!〉

ええ、よじ登りました・・・。

僕を先頭に桜君と

不法侵入すかのごとくよじ登る。

こちらのバタバタを知らない会場はその間
先生のお話やPTAの方々のお話など、びゅーちを迎え入れる為の流れにどんどん入っていく。

その間ちょっとしたトラブルもあり

蔵之介君が全力疾走で教室と体育館を往復したり。

本番前の5分間は落ち着く暇が無いほどでした。

Photo_12

〈それでも心を落ち着けて・・・〉

それでも30秒前には定位置に全員つき、
司会の方の掛け声に合わせて

ブラス隊のファンファーレ。

桜君の「さぁ、みんなびゅーちふるずショーが始まるよ~」の掛け声。

蔵之介君のドラムが走り出す。

僕はステージ下手で緞帳(つまり幕ね)を操作する到君を見る。
まだ待て
目で合図

逆のサイドにいる麦君の位置を確認する。

今だ!

到君が緞帳を開ける、電動式でゆっくりと、でも確実に幕があがる。

その間もドラムは走り続ける。

予定では16小節、とうの昔に昔に過ぎている・・・。

ブラス隊を見る。春男さんを見る。

もう何小節かなんてカウントもしてはいない。

最後に部長と目を合わす。

ここだと言うタイミングがぴったり合う。

ワーン

僕と部長の口が完全に同時に動く、

その一言だけ、

もう視線は合わせない。

「ツー ワン・ツー・スリー・フォー」

は言わなくても全員が同じタイミングで取っている事が伝わってくる。

ベースとギター、キーボードが同時に入る。

ダンサーが駆け込んでくる。

ブラス隊の音が背中を押してくる。

目の前には既に子供達の笑顔が一杯。

桜君が悠然と母校のステージに入ってくる。

ショーが始まった。


-------------------------
-------------------------
:当日のセットリスト:

1.牧丘第一小学校校歌

2.働く人はびゅーちふる

3.メンバー紹介/楽器紹介

4.スマイルアゲイン

5.戦争を知らない子どもたち

6.赤い屋根の家

7.朝ごはんの歌

8.びゅーちふるトゥモロー
---------------------------
EN1.牧丘第一小学校校歌

EN2.朝ごはんの歌
---------------------------
---------------------------

1曲目は校歌、もちろんびゅーちふるずのアレンジで
アップテンポで軽快なナンバーになっている。
何の曲か?と思わせといて・・・って言うサプライズのつもりだったんだけど

なんと子供達は殆ど1番から一緒に歌ってくれている・・・。

始まるまでは
まぁ・・生バンド見るのが初めての子も多いだろうから
意外と引いてしまう子供も多いんじゃないかなぁ・・・。

なんて思っていたのですが、全くの杞憂でした・・・。

元気にみんなが歌ってくれている。

堰き止められていた水が一気に流れ出すような、
電気回路を電気が一気に駆け巡るような、

なんと言うか、一気にみんなと繋がる事ができたような感覚は多分錯覚じゃないと思います。

手拍子をしてくれたり、手足をバタバタしてくれたり、
とにかく笑顔。

こちらも笑顔にならなきゃ人間じゃないでしょう。

働く人はびゅーちふるを挟み

今回の最大の難所、楽器紹介へ。

これは僕がどうしてもやりたかった企画です。

ドラムや、ベース、管楽器と色々な楽器を
一つ一つ紹介し、その特徴や音色、姿形なんかを
目と耳で一つ一つ確認してほしかったんです。

僕が小学生の頃は楽器の違いなんて良く解ってなかったですし、

ギターとベースの違いはおろか、存在すら良く解ってなかった気がします。

ドラムセット一つとっても一つ一つ違う音がする太鼓を
4本しかない手足でコントロールしていると言うのを確認してほしかったですしね。

知識としては授業でも身につけられるでしょうけど、
実際に見たり聞いたりすればその印象や知識ももっと具体的になるでしょうし

我々のように沢山の楽器を扱うバンドの各楽器を聴き比べる事で

「好き、嫌い、うるさい、優しい、面白い、凄い、かっこいい」等など、

いろんな感想を一人一人が持ってくれると思いますし、

好奇心を持ってくれるかな?と思ったからです。

ある意味学校じゃ教えてくれないこと、の部類かな?と

少なくとも学校の5時間目、授業の一環と言う意味合いを持っているだろうと

勝手に思っていたので、

やりっぱなしのリサイタルではなく、
子供達に楽器や音楽の楽しさを少しでも伝えるような、

堅苦しく言うと多少は教育的な内容にするべきだ。と考えたんです。

メンバーも賛同してくれてとても良い企画になったと思います。

みんなの思わぬ芸達者ぶりも発揮され

東京でのリハーサルでも思わずメンバー同士で拍手しちゃうこともしばしば。

僕も知ってるつもりが初めて知ったことも今回沢山ありました。

そう言う物を取り入れてできるだけコンパクトに

解りやすくやるつもりが・・・。

長くなりすぎました・・・・。

最近謝ってばかりの僕ですが・・・。

今回も僕のせいです・・・(猛反省)

今回のリサイタルは60分と言う時間設定に我々自らしており、

ここのコーナーが何回やってもきっちり20分掛かるという事が解っており、

これ以上伸びるわけにはいかない、伸ばしてはいけない。

と言うのが約束事だったのです。

裏話ですが、今回のリサイタル。
普段は絶対に無い事ですが、

桜君が腕時計をしていました・・・。

つまりタイムキープにそれだけ気を使っていたんです。

小学校高学年はまだよしとし、低学年、1・2年生は授業でも45分程度でしょうし、
集中力も切れやすいと予想でき、

あまり長いと疲れちゃうだろう、と言うことでなるべくコンパクトに
飽きさせないように、と言う事から、時間が長くなるのだけはまずい、

と言うのがバンドの共通の認識でした。

だのに~な~ぜ~♪

言い訳します。

言い訳ですが・・・。

その場がたのしすぎたんです(;;)

ドラムからベースそしてギターと紹介して行ったのですが、

最初のドラムから子供達のリアクションが凄い凄い・・・。
PTAも巻き込んで拍手喝采雨あられ、

ベースも大喝采を浴び、

プレッシャーにもなっておりました。

このコーナー、僕が紹介していく係りだったのですが、
他の楽器の紹介は色々と僕なりに考えていたのですが、
自分の楽器については余り、と言うか殆ど何も考えておらず、

リハーサルでも完成度が低い部分だったのです、

そのうえドラムとベースがうけまくってるのを見ていたら

これ以上面白い事ができるのか・・自分。

ど~する~♪ は~ら~いた~♪

とサラ金のCMソングが頭を駆け巡っていたのでありました。

結果・・・。

喋りすぎました・・・。

後でメンバーに散々叩かれる事になりますが、

僕が仕切ってるコーナーで僕が目立って何が悪い!
と押し切ることにしました。

いえ、反省してます・・・。

その後管楽器、鍵盤と紹介。

意外だったのはトロンボーンが事の他うけた事。

最初の一音から大笑いになっており、

最初なんでそんなに笑ってるのか解らなかったんですが

やがて「おなら」と子供達が言っているのが聞こえてて全てを察しました。

あのレスポンスの速さ、子供感性は何て柔軟なんだろう・・・。
と思い知った気分です。

ともすると割りと地味な立ち回りの楽器であるトロンボーン。
子供達には大人気でした。

あそこまで音だけで爆笑させられたのはトロンボーンだけかもしれません。

最大の難所を時間を散々オーバーさせながら大喝采のうちに乗り切り、

ここからゲストコーナー。

まずは校長先生

そもそもこの話の発端が校長先生が桜君の担任の先生だったと言うことから。

そしてその時に先生が少年桜君達と一緒にギターを弾きながら歌ってくれていた。

と言うエピソードを元に
「だったらそれを文字通り時を越えてやってみない?」
と言う事になりました。

校長先生は最初は嫌がってたんですけどね。

なんとかお願いしてステージに上がってもらう運びになりました。

(先月の下見の時に急遽その提案をしたのですが、それから1ヶ月
 えらいことになった・・・。と校長先生は憂鬱になってしまった・・。と言う
 裏話もありますが・・・。)

桜君の記憶の中で一番覚えていると言う
戦争を知らない子供たち

恩師にこんな形で恩返しができるなんて、と
桜君が羨ましくなるような光景。

横で見てても感動的で美しい光景でした。

歌の終盤では桜君が感極まってるのが良く解り、

メンバー一同なんとなく暖かい気持ちで演奏していたと思います。

やって良かったなぁと、本当に思います。

(桜君の同級生もその日数人見にきて下さっていたらしく、
 その当時の事を思い出して感激して下さったらしい事を
 後で聞き、やっぱりやってよかったなと思いましたね)

その後は今度はみんなの声が聞きたいな。と言う事で
子供達みんなで合唱。

これもこだわった企画でした。
せっかくみんなと出会うんだし、音楽と言う授業もあるんだし、
何か一緒にやれないか?と、

合奏がいいとか、色々考えたんですが、
この小学校では音楽に力を入れてる学校らしく、
毎月「月の歌」と言うのを決めてやっていると言う話を聞き、

みんなで是非一緒に歌いたい。

と思ったんです。

我々びゅーちふるずはお客様参加型のリサイタルを目指している。

と公言してはばからないバンドですし、
みんなで何か一つの物を作れればお互いに印象や記憶に残るだろうし、
それはとても素敵な事だと思えたからです。

じゃあみんなで一緒に歌いましょう。一同起立!
と桜君の掛け声でみんな一斉に立ち上がる。

それがもうね。

ただ立つんじゃなくて、やる気満々の立ち方、

早く歌わせてよって声が聞こえてくるような気がするほど。

今まで座って見てるのが辛かったんですけどーって言われてるような。

やっと出番かぁ、やったるで~ぃ見たいな・・・。

僕らがそれを見て嬉しくて仕方ない気分になっちゃうのはもうしょうがないですよね・・・。

学校の行事の一つとして行ってる事という事で普段の学校での感じをやろうと言う事で

ここで音楽の先生をステージに呼び込み

歌いだしは先生と全校生徒で、

もちろん我々も一緒に歌います。

赤い屋根の家

 みんなね、体を揺らしながら口を大きく開けて一生懸命歌ってくれて、

最初はマイクを使って僕も歌う予定だったんですが

マイクをはずして、さらに途中からバンドの演奏も入っていく、のですが
ギターなんかいらないや
と思って弾くのを辞めちゃったり。

それはそれは感動的な画でした。

余りの感動で僕もちょっと涙が出そうになったんですが、

その前に桜君がまたもや(T-T )( T-T)ウルウルしてるのが解って

ちょっとクスクス笑って見たりしてたので助かりました。

でもまぁ、あの場面でその卒業生でもある桜君が(T(T(T(T_T)T)T)T)うるうる しちゃうのは

無理も無いですよ。

逆にあそこでビジネスライクにこなせるヴォーカリストだったら
一緒に長くはやれないでしょうね。

本当に感動的でした。

もうこの頃には、正確には楽器紹介の途中あたりからですが、

時間的なことや、みんな楽しんでくれるかな?と言う不安とか
色々ひっくるめて
どーでも いいやぁ~
になってました。

もう何と言うかこの幸せな時間に集中して浸っていたいと言うか、
流れに身を任せちゃって良いかなぁ的な考え、

普段は進行や段取りを物凄く意識するものなのですが、

もう、ギターですら「弾かなくても幸せ」って感じ、

とは言え一生懸命演奏しますよ、それは前提として、ね。

言葉では説明しにくいですね。

言葉や活字で表現するとその表現は正確では無い気がします。

でも何となくその時のメンバーの気持ちを想像して頂けるかな・・・と。

そんな幸せなひと時はあっという間に過ぎ去り

ここからは
山梨市食生活改善員、改め「朝ごはん食べちゃおう隊」の皆さんを呼び込み

朝ごはんの歌。」

今年の1月にご協力頂いて以来、10ヶ月ぶりの共演。

振り付けもばっちりで子供達も見よう見まねでありながらも

ちゃんと付いてきてくれました。

そして最後のびゅーちふるトゥモローへ。

もうこの時は子供達が飛び跳ねる飛び跳ねる。

もう体全体を使って僕たちの音楽に反応してくれるんです。

ジャンプしたり手を振ったり。

ライブハウスではこちら側からお客さんの席は照明の関係で見えにくいのですが

今回はそれはなく、

一人一人の表情や動きまで全て良く見えるので

余計にそう思えたのかもしれませんが、

とにかくショーは最後のクライマックスへ向って

子供達のパワーを貰いながら相乗効果で盛り上がっていくのでした。

メンバーも会場も一つになれた瞬間だと思います。

トゥモローも終わり、

最後に桜君から後輩へのメッセージ。

そして最後の、アンコールのつもりでもう一度校歌を、

最初とは違いもう少し大らかなアレンジで。

みんなで歌いたかったので行け行けのロックバージョンではなく

優しい、ほのぼのバージョンでした。

もちろん生徒達も最後までしっかり付いてきてくれ、

みんなで合唱。

歌が終わり後奏がテンポアップして盛り上がりを見せてくるところで

桜君が退場。

終わらない演奏を残して緞帳がしまっていく。

名残惜しさはあるものの

祭りは始まったら終わるだけ。

びゅーちふるずショーはこれにて幕引き。

のはずでした。

閉まった幕の裏で最後の閉め、

(誰にも見られてないのにジャンプ締めでした)

やりきった

安堵と充実感、満足感でそれはもちろん笑顔で

楽器を置き、ステージに袖に集まっていくメンバー

おつかれさま

誰彼となく言葉を交わすのもつかの間、

幕の向こうから湧き上がるアンコール。

嘘だろ・・・

誰も予想だに、いや、あったらどうする?的な話も
学校行事でしかも小学生じゃアンコールなんか起きるわけないだろ

って事で全く何も考えてない状態で来たアンコール。

驚き。

どうするんだぁぁぁぁ

となったがこの場は僕が仕切らなければ。

この瞬間全員の頭は凄い勢いで回転していたともいます。

パニック、感激、で、どうする?何やる?やって良いのか悪いのか?

朝ごはんをライブバージョンで!

と言ったまでは良かったんですけどね、

本編の朝ごはんは「食べちゃおう隊」の皆さんの体操があり

メンバーは本来の動きを封印し、演奏に徹したので
従来の形も見せておきたいって思いも強かったんです。

で、よっしゃぁとメンバー所定の位置に付いた所で誰ともなく

どうやって始める?

いつもの感じで!

どれ?

え?

カウントでイントロ?

違う!いつものっ!

朝ごはんコール?

ちがっ・・・ん?あれ?

いつものいつものと連呼する僕の中にも「いつもの」形って言うのが
どれを指すのか、自分で言いながら解らなくなっていまして。

完全にテンパリ状態。

学校の関係者の方々もこちらにやるのか?やらないのか?も聞いてこないのに

生徒を先導して我々をあおるんです。

幕の向こうから「 」っと重点音が響く、

何の音?

生徒達が待ちきれなくて足を踏み鳴らす「重低音ストンピング攻撃」でした。

そして司会の先生が生徒達をさらに煽り
「びゅーちふるずのみなさ~ん」

コール。行くしかない。

春男さんと桜君でっ!

了解っ!

再び到君の緞帳操作で幕が開き

何事も無かったかのように朝ごはんに入っていく事ができましたが、

あそこまで泡を食った状態になったのは初めてかもしれません。

みんなと言葉はかわしつつも自分が何を言ってるのか解らない状態と言いますか・・・。

この時既に1時間20分を超えてまして、

大幅に時間はオーバーしていたにも拘らず、

子供達は最後までダンサーの動きを真似してくれたり、
一緒に歌ってくれたり。

最後の最後まで笑顔一杯で一緒に踊ってくれました。

演奏が終わると

児童代表の子が「お礼の言葉」を言ってくれて

メンバー全員に花束をプレゼントしてくれました。

嬉しかったですね。

恐らくトータル1時間半近い長丁場のはずだったのですが
僕らから見たら一瞬の出来事。

ステージ袖に引っ込んでからしばし放心・・・。

今あった事を各自思い返したり、噛み締めたり。

いい仕事したような気がする・・・。」

としか言葉が出てきませんでした。

この日は地元のケーブルTVも入っていて、

桜君のインタビューなんかもこの後あり、
(到君の日記にありましたね)

(この日の映像は来年の1月前後に地元ケーブルTVにて放送されるらしいです)

会場をかたずけて撤収。

終演後、校庭からみんなで見た夕焼けを浴びた富士山が印象的でした。

Photo_5

こう言う景色を毎日見ていたとしたら

僕はいったいどんな子供で、どんな大人になったのかなぁ・・・。

なんて思いながら。

学校の関係者の皆様に挨拶して向うのは

もはやおなじみ、定番の温泉でございます。

前回の下見の時にも来た温泉へ全員で移動・・・。

図らずも温泉も下見していた状態ですが・・・。

やはり今回もなぜか温泉に来ると動きが素早くなる蔵之介君を先頭に

お湯の中へ。

疲れも一緒に流します。

前回よりもさらに気温の下がった露天風呂、

ゆえにお湯が心地よく

こりゃぁ長湯になっちゃうねぇ

なんて部長が言ったりしながら

地元のおじ様がたに混ざって車座に座るびゅーちの男メンバー。

課長の話がながすぎ」等と言われても

だってさぁあの空気はさぁ~引くに引けない感じでさぁ・・

なんて言い訳したりして

何となく笑ってしまう1日でした。

帰りの時間や打ち上げの時間も考えて出る時間は設定されていたので

男性陣は時間通りにお湯から上がり、

一息、

ガッ君と二人で涼みに外へ出て星を眺めていたりしたら

どこからともなく女の子の声がする。

Photo_6

あれってさ、どう聞いても到君の声だよね

間違いなく到ちゃんと御方井さんですね、どっから聞こえるんだろ?

あそこの露天風呂だろ?時間とうに過ぎてるにまだ露天風呂ってことか

うちの女性陣は自由ですからねぇ・・・。

こりゃぁまだ掛かりそうだね

まぁ、たまには良いんじゃないですか?

そうだねぇ

なんて事があったり、

待合所のような所に行ったら

前回と置物が変わってました。

Photo_7

風呂から上がった狸・・・いや、おっちゃん、じゃない部長でした・・・。

前の置物はこっちに移動してました。

Photo_8

ここの施設を堪能しまくるガッ君。

温泉にマッサージ器具・・・。

みなさんの夢を壊しそうで申し訳ないのですが・・・。

残念ながらびゅーちふるずはおっさんの集団です・・・。

僕も残念です・・・。

この後、到君の日記にあった即身仏へと進化します。

その後は恒例のその温泉に付いているお食事処にて打ち上げ。

前回と違って今回は全員集合。

今日一日の話で盛り上がる。

ワインも白、ロゼ、赤と3本も。

やはりくどいようですが
山梨のワインは、こと現場で飲むワインは旨いです。

リサイタルをして、温泉入って、散々飲んで食べて、
体も心もお腹も満足満蔵でおひらき。

次の日山梨の市報の取材を受けることになった桜君を残し

他のメンバーは

来たときと同じように車に分かれて一路東京へ。

あ、そうそう今回は何故か桜君からメンバー全員へワインのお土産を頂きました。

そんなに気を使う事無いのに・・・。

おいしく頂きました。

Photo_10

僕は運転の蔵之介君に悪いと思い寝るつもりは無かったのですが

いつの間にか眠りの中へ・・・。

気が付いたら談合坂のICそこでみんなでお土産の物色。

楽しい旅でした。

帰宅後頂いた花を花瓶に。

Photo_9

余りそう言う事をする方ではないのですが、
今回の記念にと。

花達は今も咲いております。

素敵な花をありがとうございました。

我々がこの山梨で得たものはこの花のように、

それ以上に素敵な物でした。

今後とも忘れられない1日になると思います。

本当にありがとう。

さて、あれから4日、

本日から我々びゅーちふるずは心を切り替え

11月30日のリハーサルに入っております。

相変わらずラインナップに悩みつつも

時々爆笑も出ると言うリハーサル。

今回の件があってから我々のキャパシティも広がっているのか、

相変わらずスケジュールは切羽詰ってはおりますが

ピリピリムードにもならない感じです。

次も良いステージができると思います。

11月30日も楽しみにしてくださいね。





あ、最後まで読んじゃったんですか?

暇ですねぇ・・・。


ありがとうございます(^^)

|

« 小学校リサイタル終了 | トップページ | えぇー!? »